
2002年、私は身体障がいと知的障がいのある双子の子供達を育てながら、フリーマーケットで活動資金を捻出し「知的障がい者の社会参加支援 ネットワークオレンジ」を設立しました。
同じような環境の中で子育てをされている方々や、悩みを抱えている方々を一人でも多く支援できるように、将来、親が歳をとって子供をみられなくなったり、病気になったり、親亡き後も子供達が孤立することなく、地域の皆さんに可愛がられるように「地域の中で自分らしく、楽しく安心して暮らせるように」親の思いをカタチにした活動を展開しております。
- 2002年 フリーマーケット出店により設立資金づくり
- 2003年 任意団体として知的障がい者の社会参加支援 ネットワークオレンジを設立
- 2004年 築50年の空き店舗を活用し、まちづくり団体と駄菓子屋を共同運営(5坪の店舗 トイレ水道なし)
- 2005年 駄菓子屋で障がい児、障がい者の日中活動(デイサービス)のための「地域塾」を開始
活動実績や成果を出すまでは、助成金には頼らず、創意工夫をしながら活動を続けてきました。
2007年、気仙沼市 まちづくり推進課からの勧めで初めて助成金を申請しました。「みやぎNPO夢ファンド」からこれまでの取り組みを評価して頂き、3年間で総額300万円の助成(同規模は気仙沼市で初)を受けることになりました。
任意団体時代に築いた地域密着の活動を基盤に、福祉制度事業の展開をはじめました。
- 2008年 法人格取得「特定非営利活動法人 ネットワークオレンジ」に改称
- 2011年 東日本大震災 発災
ネットワークオレンジも東日本大震災で被災しましたが、震災の12日後に活動を再スタートしました。
障がい児、障がい者の日中活動(デイサービス)と、地域活動支援センターを行いながら、被災した地域の方々、当法人をご利用のご家族様への物資の配布や心のケアを目的としたコンサートやイベントの開催、被災地の復興創造を目的とした実践型ビジネススクールとしての「共に創ろう!東北マルシェ™」を開催し、2015年までに約20,000名の方々をサポートしてきました。
- 2013年 AAR Japan認定NPO法人 難民を助ける会、Caritas Germanyより、新築建物を寄贈いただきました(東新城オレンジ)
これからの取り組みについて
行政、医療と連携した専門療育を提供していきながら、障がいのある人達の高校卒業後の「就労」「就労トレーニング」「社会参加」「グループホーム」の事業に力を入れて取り組んでいきたいと考えております。その中で、地域との繋がりを深め、子供達の楽しみや可能性を広げていけるようにしっかりサポートしていきたいと思います。
普通 7075290
(特非)ネットワークオレンジ